認定書発行方法
認定基準

沖縄県介護観光支援協会の認定基準
当協会では、高齢者や介護が必要な方が安心して宿泊できるホテルを認定するため、以下の基準を設けています。
この基準を満たすことで、宿泊施設としての信頼性が向上し、介護付き旅行を希望する方々に安心してご利用いただけます。
認定基準の概要
認定を受けるためには、以下の主要な基準を満たす必要があります。
カテゴリー | 基準内容 |
---|---|
客室の安全性 | 車椅子対応の通路幅の確保、手すりの設置、床の段差なし。 |
館内設備のバリアフリー対応 | エレベーターの車椅子対応、バリアフリートイレの設置。 |
食事の対応 | アレルギー対応食、嚥下障害対応のソフト食の提供。 |
移動・アクセス | スロープの設置、車椅子対応の送迎サービスの手配可。 |
スタッフの研修 | 高齢者・障がい者対応の接客研修を実施。 |
詳細な認定基準

1. 客室の安全性
- 車椅子がスムーズに移動できる通路幅(90cm以上)を確保。
- 床の段差をなくし、バリアフリー設計を徹底。
- 浴室・トイレに手すりを設置し、転倒リスクを軽減。
- ベッドの高さを調整し、乗り降りしやすい設計。
2. 館内設備のバリアフリー対応
- エレベーターの車椅子対応(ボタンの位置を低めに設定)。
- バリアフリー対応トイレを1フロアに1か所以上設置。
- レストランや共用スペースの通路幅を90cm以上確保。
3. 食事の対応
- アレルギー対応メニューの提供。
- 嚥下障害(飲み込みが難しい方)向けのソフト食・流動食を用意。
- スタッフが食事補助に対応できる体制を整備。
4. 移動・アクセスの基準
- ホテルのエントランスにスロープを設置。
- バリアフリー対応の駐車スペースを確保。
- 車椅子対応の送迎車を手配可能。
5. スタッフ研修の実施
- 高齢者や障がい者向けの接客研修を実施。
- 介護知識の基本研修を受けたスタッフが常駐。
認定証取得を目指すホテル様へ

当協会の認定を取得することで、より多くの高齢者や介護が必要な旅行者に選ばれるホテルとしての価値を高めることができます。
認定証のメリット
- 公式サイトやパンフレットで「認定施設」としてアピール可能。
- 介護付き旅行ツアーの宿泊先として提携の機会が広がる。
- 観光業界・福祉業界との連携が可能。